家づくりを始めるためには、まず家を建てる土地が必要です。
実は意外と難しい土地探しのポイントをご紹介します。
駅や学校、そして商業施設からの距離が近ければ、移動にかける時間も減り、生活に余裕が生まれます。また閑静な場所にあり、周辺に陽当たりや風通しを遮る障害物がないことも重要です。
「地盤がしっかりしている」、「インフラ設備が埋没済み」、「法規制に抵触しない」などの条件を満たしていれば、家づくりがスムーズに進みます。
「土地に掘り出し物はない」という言葉があるとおり、条件が良いほど価格も高くなります。諸条件全てを満たす土地を発見するのはなかなか難しく、家づくりがなかなかスタートできないことも。
次に、土地探しのポイントをご紹介します。
「100%理想に叶う土地を見つけることは不可能」と理解することが、大切です。そんな現実の中でも満足のいくマイホームづくりを実現するため、優先したい条件をあらかじめ決めておくと、土地探しがスムーズに進みます。
土地を購入しても、実はその土地が法律上、希望の家づくりができないこともあります。家づくりの費用で、土地代は大きな割合を占めるもの。法律は地域ごとに違うため、家を建てる段階で後悔しないように、土地探しの際は次の法律について調べておきましょう。
建蔽率 | 土地の大きさに対して建築してよい面積の割合を定めた法律 |
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容積率 | 土地の大きさに対して家全体の延床面積の割合を定めた法律 |
高さ制限 | 採光や通風確保のために建物の高さを定めた法律 |
接道義務 | 土地と道路が接している長さの規定を定めた法律 |
「もっと良い場所があるかも」と迷い過ぎると、土地探しが長期化してしまいます。「やっぱりあの時決めておけば・・・」と後悔しないため、時には強い決断力も必要となるでしょう。