埼玉県
高級感のある和の趣を尊重しながらもモダンな雰囲気も取り入れた3LDKのお家。
1階の和室に加え、2階にも広い畳スペースを設けました。
お家の顔とも言われる玄関ドアを開けると、自然の緑が優しくお出迎えしてくれる、坪庭。
穏やかにライトアップされ、日々成長していく草木の変化も楽しめます。
カリンの無垢調フローリングには、黒いタイルで空間を引き締め高級感を演出。
間接照明の柔らかい光もあいまって、家に帰って心がほっこりする空間に仕上げました。
上質な府に木を醸し出す竹のスリットの奥は、高級旅館のような石畳。
客間へと続くこの石畳には御影石を採用。室内に小道のような演出を施しました。
玄関ホールから続く客間とLDK。
アイランドキッチンが中心の回遊動線で、ダイニングは並列に配置し、使い勝手の良さを意識しました。
キッチンカウンターには飾り棚を造作し、客間からも楽しめるギャラリースペースに。
家族の集まるリビングは、のびのびと開放感あふれる吹抜けリビング。
みんながリラックスのできるよう工夫を凝らしました。
例えば照明。
人間が感じる光の中で最もリラックス効果があると言われている「夕日」。
この夕日のような暖かみのある色で全体的な照明計画を立てました。
重厚感のある意匠壁が印象的なリビングの造作テレビボード。
伸びやかな吹抜け天井を活かし、天然石と無垢パネルのアクセントウォールで印象的に仕上げました。
落ち着きのある薄いベージュで統一した空間をダークカラーの木が引き締めます。
凹凸のあるつくりにすることで立体感が生まれ、癒しの照明計画をより効果的なものにしています。
リビングに隣接する少し小上がりになっている和室。
客間としても設計されており、リビングを通らずとも玄関からつながっています。
襖は引き込み式となっており、普段は開放することで、より一層空間に広がりを与えます。
また、小上がりによって少し腰かけて休憩するのにちょうど良い、客間だけではない万能に活躍する和室です。
無垢の浮造りの床が心地良い寝室。
小上がりの畳スペースにして、心落ち着く空間に仕上げました。
横になっても直接光源が目に入らない設計となっており、間接照明も採用することで、優しく穏やかな眠りへと誘います。
外観はベージュの塗り壁で仕上げ、直線を活かした和テイストのモダンな印象に仕上げました。
太陽光発電も搭載し、光熱費の削減にも貢献。
フラットに凹凸を減らし、バリアフリーも重視した、夫婦おふたりでゆったりとくつろげるお家となりました。
延床面積 | 127.86㎡ |
---|---|
階層 | 木造2階建て |